令和元年度一級建築士設計製図試験「美術館の分館」標準解答例の解説

 このページでは令和元年度一級建築士設計製図試験「美術館の分館」標準解答例について解説していきます。
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標準解答例の表紙には「設計条件のうち今回の試験において不十分な回答が多かった『延焼のおそれのある部分』『防火区画』等の一つの考え方をこの標準解答例に示していますので参考として下さい。」とあることから、ここでも防火設備の表記について試験製作者が強調したいという意図が伝わってきます。

標準解答例①

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標準解答例②

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標準解答例の解説をしていきます。標準解答例内の色付けは
ピンク:展示関連諸室 緑:アトリエ関連諸室 オレンジ:屋外施設 茶色:共用ゾーン 青:管理ゾーン 水色:設備スペース  赤:縦動線  で分けています。
 本課題で最も大きな要求室の「多目的展示室」の計画は標準解答例①では3階設置で天井高が6m指定と他居室よりも高いことから断面図では多目的展示室の部分のみ他居室の階高より一層高く設定されています。標準解答例②では1階設置で2階に渡り、その上階は屋根となっています。2番目に大きい要求室の市民アトリエは①②共に2階設置指定の屋上庭園と一体利用指定であることから2階設置となることから別のアトリエ関連諸室も2階にまとめて設置されています。2階がアトリエ関連諸室でフロアゾーイングされていることから展示関連諸室は①②共に1階と3階に分かれてゾーイングされています。共用部門でカフェ・カフェテラスの位置は①では南東配置、②では北西配置とされていて両方共厨房はサービス用駐車スペースからのアプローチに配慮された計画となっています。管理部門と駐車スペースと車両の出入口はは①では北側、②では南側に配置された計画となっています。①②共荷解き室から人荷用EVと通って展示関連諸室・アトリエ関連諸室までの通路幅を2.5m以上確保しています。施設へのアプローチとして①は北側にメインエントランスのみで本館からと道路からのアプローチ両方を兼ねていてオープンスクールもメインエントランス前に148㎡と広く計画されています。②は南東に道路からのメインエントランスが設置されてますが、多少距離はありますが本館からのアプローチに配慮されておりオープンスペースが計画されています。北側には本館に近いサブエントランスが設置されています。延焼ラインの記載については西側の道路幅が8mであることから敷地境界線からの距離が1mとなっています。

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