要求室の欠落 その1(合格基準対象の要求室の欠落)

平成30年度合格基準等に記載されている「計画されてないと一発不合格室」は「温水プール室」、「更衣室A」、「多目的スポーツ室」、「トレーニングルーム」、「ダンススタジ」オ、「キッズ用プレイルーム」、「更衣室B」、「健康相談室」、「コンセプトルーム」、「エントランスホール」、「カフェ」、「事務室」、「多機能トイレ」、「便所」、「機械室」、「エレベーター」、「屋外テラス」となってました。これらの要求室のいずれかを欠落した該当者は以下の集計表の通り、ランク1には当然ながら1名も居ませんでした。 合格基準等に記載されている「計画されてないと一発不合格室」 は1室でも計画されてないと不合格になってしますので要注意です。次に最も欠落が多かった「便所」の計画・記載について解説します。

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便所・多目的トイレの計画

ランク2で「便所」欠落した計画図面がは全く計画が9名も居ました。しかしこれらは全く「便所」を計画して無い訳でなく、「各階に計画」との条件なのに、2階だけ計画して無かったとか、多目的便所しか計画して無い等でした。その他「便所」という室名を「WC」と記載してしまう方が多かったです。しかし、「WC」と表記するのはランクⅠの方にも多数見られました。
以下にランク2(不合格図面)とランク1(合格図面)での便所の計画・表現の違いを紹介します。

ランク2(不合格)の便所の計画・記載 (トイレ欠落とみなされた記載)

以下はランク2(不合格)図面の「便所」の計画・記載です。

2・3階に多目的便所しか計画されてない図面(ランク2)

 上記の図面は1階には多目的便所・便所(男女)共に記載計画されてますが、2階・3階は多目的便所1つのみ計画されています。本試験の便所の計画は「各階」設置していなので各階に設置されて無ければ欠落扱いとなります。多目的便所のみでは代用になりません。このような計画をした該当者が計5名居ました。便所は「各階」と指定されたらしっかりと各階に男女共に計画しましょう。

「便所」の室名が「WC」と表記

 ランク2で特に多くみられたのが上記のように「便所」という室名を「WC」と記載してしまう図面がです。更に便器のレイアウトも記載されてないので、採点者には「これば便所」と伝わりません。「便所」よりも「WC」の方が書きやすいのは分かりますが、あくまで室名が「便所」と設定されている以上はしっかりと「便所」と記載しましょう。

ランク1(合格)の便所の記載

上記の図はとあるランク1図面の便所です。レイアウトは記載されていませんが、室名はしっかり「便所」「多目的トイレ」と記載されてます。このように便器のレイアウトは書かずとも室名をしっかり記載さえしていれば採点者には伝わりますので時間が無い方は「便所」と室名だけはしっかり記載しましょう。

ランク1図面の中には上記のように便所のレイアウトのみを記載して室名を書かなかった図面もありました。このことからレイアウトさえ書けば採点者に便所と伝わることが分かります。もし時間が無い方は室名かレイアウトのどちらかを書けば便所とみなされます。(手間的には室名のみの記載をおすすめします。)

上記の 図面はランク1ですが室名が「WC」で記載されています。しかし便器のレイアウトがしっかり記載されているので「便所」だと分かります。このことから室名が間違っていたとしても便器のレイアウトが記載されていれば採点者にも「これは便所」だと伝わります。

最も狭い便所の計画(ランク1)

便所を各階に計画することが難しいのは「ある程度の広さが無くてはならない」という思い込みです。上記の図面はランク1(合格)図面ですが。全ランク図面の中で一番便所を狭く計画しています。その広さは「多目的便所」「便所(男女)」それぞで4㎡で計画しています。便所は1グリッド×1グリッドで計画する必要は無く上記の図面のように最低限の広さがあれば良いので条件に「各階」と有る場合は必ず各階に便所を計画しましょう。

階段のレイアウト


階段は合格基準に記載されている欠落要因の要求室に含まれていませんが、建物の機能上当然ながら欠落してはならない部位です。ただ階段のレイアウトは記載がとても面倒なことから以下の図面のようにレイアウトを省略して「階段」と名前だけ記載している例がランク2で1枚だけありました。おそらくこの図面は階段の記載を省略したことが大きな減点になったと考えらえます。階段のレイアウトは面倒なのは確かですが、他の要求室のように室名さえ書けばいいと言うわけではないのでレイアウトはしっかり記載しましょう。


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