筆者の平成30年度一級建築士設計製図試験の不合格要因の自己分析

平成30年度一級建築士設計製図試験「健康づくりの為のスポーツ施設」筆者の不合格要因 H30年度本試験分析

  ここまでで設計製図試験でどのようなミスが不合格に繋がってしまうのかを解説してきました。それらを踏まえた上で筆者の図面の不合格要因の自己分析を解説します。自身の図面の自己分析の一例として参考にしてください。

以下の図面は筆者が平成30年度一級建築士製図試験にて提出した図面です。各作業にかかった時間は
エスキス:2時間25分 計画チェック時間:10分 要点記述45分 作図時間:3時間 最終チェック時間:0分 でした。
 筆者は当時この図面を提出した後に「これで受かったな」愚かにも自信を持ってました。何故なら問題文に記載されている条件を全て守った上に、特記事項も全て記載したので大丈夫と思っていました。なので不合格でしかもランク3と知った時は「どうして!?」と疑問に思ってました。そこでどうして問題用紙に記載された条件と特記事項を全て記載したにもかかわらず不合格になってしまったのか理由を探る為に、ユーザープランニングにて多受験生の図面を集めて不合格要因を追求しようと思い立った訳です。
 そして見えてきた不合格要因を意識して改めて図面を見ると、「なるほど、こんなところが不合格に繋がったんだな・・」と知ることができました。

上記の図面を見て気付いた減点要因は以下の通りです。

・エントランホールがとても狭い。
・北側と西側の2つの出入口の内、双方の出入り口の距離が近くて出入口が2つある意味がほとんど無い。
・機械室の外壁に設置した出入口は|マークになっていてRC壁の扉の仕様になって無い。
・事務室の受付が十分に施設全体を見渡せない
・カフェが2階に設置されていて屋外テラスと距離がある
・温水プール室の上(PC梁上)に居室が設置されている。
・屋上電気設備スペースが3階屋上設置指定に対して2階屋上に設置されている
・3階に屋上屋根が3か所に分かれて設置されて構造計画的も望ましくなく建築計画的にもまとまりが無い

以上の要因が不合格がランク3という結果になってしまったと考えられます。
このように問題文に記載されている要素以外の要素で不合格になったことを考えると、もっと早く分析していればと後悔してます。
合格基準の先頭に記載されている「空間構成」の4要素「建築物の配置計画」「ゾーイング・動線計画」「要求室等の計画」「建築物の立体構成」を意識して、実際に建設されても全く不自然でない計画を心がけることが合格への近道となります。

上記の要点記述を見て気付いたことは記述内容はさほど問題なかったと思ってますが、補足図が半分しか埋められなかったことは減点になったと考えています。

以上で筆者の自己分析の解説を終わります。
このように自分の提出図面が不合格になった要因を把握することで、次は前回のどこを修正すればいいのか、どう学習を進めていけばいいのかが分かります。私は気付くのが遅すぎましたが、皆様は私の屍を乗り越えて短期間合格を目指してください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました