エクセルツールを用いて不合格要因を徹底分析

一級建築士設計製図試験 添削分析エクセルツールの説明

一級建築士製図試験が不合格となった方は、自分が不合格になった原因を探る必要があります。製図試験は学科試験と違い明確な解答がありません。製図試験の不合格要因を突き止めるには、その年の合格図面と不合格図面と自身の図面と比較することで自身の不合格要因が見えてきます。しかし、ただ比較するだけでは漠然とした要因しか見えてこないので、具体的な要因を知るには各図面を添削していく必要があります。以下で紹介するエクセルツールは添削結果を入力・比較・集計する為のツールとなっています。以下ボタンからダウンロードしてください。

 他受験生の図面はウラ指導さんが主宰しているユーザープランニングに参加することで入手できます。このユーザープランニングは自分の答案図面を参加者同士に公開することで他の参加者の答案図面をダウンロードすることができます。こちらは参加は無料の上、営業電話やメールは一切来ません(そもそも営業部というものがありません)ので安心して参加してください。

図面添削エクセルツールの使い方

では早速ダウンロードした添削エクセルツール を開いてみてください。まずは図面の添削項目の設定から始めます。「図面項目設定」シートにて本試験問題用紙に記載されている条件・合格基準にかかわる要素・自身で気付いた添削要素等を枠内に入力していきます。100項目まで設定できます。(枠をずらしたりするとマクロが崩れるので列・行の挿入はシート保護を掛けていますのでご了承ください。)
 また添削項目の設定にはユーザープランニングで配布されている「自己添削ガイド」を参考にすると便利です。(以下のボタンから平成30年度の「自己添削ガイド」をダウンロードできます。)

 添削項目の入力が終わったら枠の下の「図面添削項目登録」ボタンをクリックします。クリックすると確認のダイアログが表示されるので「はい(Y)」を選択してください。

「図面添削項目登録」ボタン をクリックすると「Ⅰ図面」「Ⅱ図面」「Ⅲ図面」シートに設定した添削項目がコピペされます。

次は各ランク別「Ⅰ図面」「Ⅱ図面」「Ⅲ図面」シート に添削内容を落とし込んでいきます。先ず「Ⅰ図面」 シートにて、ランク1図面のユープラ図面番号を下図のオレンジ枠に入力していきます。ランク2図面は「Ⅱ図面」シートで、ランク3図面は「Ⅲ図面」シートにぞれぞれ「Ⅰ図面」シート同様にユープラ図面番号の入力します。行数が足りなくなったら挿入で増やしてください。(添削項目(列)は挿入で増やすことはできません。)
 次に図面番号毎に添削項目に該当した箇所にチェック(レ)を入れていきます。チェックはマスをダブルクリックすることで表示・非表示を切り替えられます。チェックの数は最下の合計行に表示されます。独自に気付いたことがあれば右クリックでコメント追加もできます。添削項目毎に何番の図面が該当したかをフィルター機能で絞りこみもできます。(他図面との比較を図る)
 添削内容を全て入力し終えたら右上の「図面添削集計表に反映」ボタンをクリックしてください。「図面添削項目登録」ボタン 同様に確認ダイアログが出るので「はい(Y)」をクリックしてください。

「Ⅰ図面」でシート 「図面添削集計表に反映」ボタンをクリック すると「図面集計結果」シートの添削項目表のⅠ枠に「Ⅰ図面」シートに 各添削項目チェック数と添削図面数が反映されます。また添削図面枚数に対するチェック数の割合( 各添削項目チェック数 / 添削図面枚数 )も表示されます。「Ⅱ図面」 「Ⅲ図面」 シートも同様に各々Ⅱ枠・Ⅲ枠内にそれぞれ反映されます。この集計表によって各ランク別にどのようなミスがどのくらい多かったのかが分かります。
 この集計表によってどのようなミスがランク1でも多くて(減点度合いが低い可能性大)、どのようなミスがランク2・3に著しく多い(減点度合いが高い可能性大)のかを確認してください。

次は要点記述の添削の入力・集計です。基本入力方法は図面と同様になります。
「記述項目設定」シートにて要点記述の問題の内容を入力します。50問まで入力可能です。問題の入力が終わったら、「要点記述添削項目登録」ボタンをクリックします。確認ダイアログでは「はい(Y)」を押してください。

図面の時と同様に入力した問題内容が「Ⅰ記述」「Ⅱ記述」「Ⅲ記述」シートにコピペされます。「Ⅰ記述」「Ⅱ記述」「Ⅲ記述」シートの添削内容の入力方法は作図と全く同じなので省略します。添削内容の入力が終わったら右上の「要点記述添削集計表に反映」ボタンをクリックしてください。確認ダイアログでは「はい(Y)」をクリックしてください。

作図同様に「記述集計結果」に反映されますので、ランク別にどのくらいのミスがあるのか、若しくは補足図が記載されていないのかを把握する為の目安としてください。

以上でツールの説明を終わります。
マクロと関数に影響を及ぼす箇所にはシート保護を掛けてますが、特にパスワードはかけてないので必要に応じてシート保護を解除して、自身が使用しやすいようにカスタマイズしてください。
 とはいうものの、一人で添削するのは時間も手間も膨大にかかります。どれくらいの図面を添削するかは自身の時間と相談してください。筆者は50枚ほど添削すれば十分と思ってます。もし可能であれば受験仲間を見つけて共同で作業分担していければ効率的ですね。

 
自身の不合格原因とこの試験の合格要因を把握したうえで、次こそは合格を勝ち取ってください。

次のページでは平成30年度本試験「健康づくりのためのスポーツセンター」の内容を解説していきます。その次に筆者が先のエクセルツールにて添削・集計した上で考察した平成30年度本試験の不合格要因を解説していきます。

上記の内容で不明な点若しくはご質問等ございましたら「お問い合わせ」にてご連絡ください。

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